春の訪れ・その3キトピロ(行者にんにく)

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    待ちに待った季節がやってきた。
    地元のおっちゃん秘伝のポイントの崖を見上げてタイミングを見極める。
    そろそろ採り頃だろう。

    春の山菜で一番好きな、
    幻の山菜とも言われているキトピロを採る季節がやって来たのだ。

    家族で移住して来て今年でもうすぐ4年。
    1年目は間に合わなかったが、2年めには今の海月くらいの奏流を背負い崖を上った。
    今年は、海月を背負い、身重の嫁も連れて崖を上る。

    崖の上からの景色は何とも爽快。

    秘密の場所からの眺めをぜひ見せてやりたいのだ。
    きっと、一歳児でこの崖からの景色を見たのは奏流と海月くらいだろう。
    確かに危険を伴うが、そんな貴重な体験をさせてやりたいと思うのだ。
    (もちろん子供を背負っている間は、より慎重に無理のないコースを選ぶ)


    休める場所に嫁と海月を置いて収穫ポイントには一人で向かう。
    キトピロ畑を目の前につい興奮してしまうが、気を抜くと命を落としかねないので慎重に足を進める。
    去年より数が減っている気がするので、少し控え目に出来るだけ根を残して摘み採る。
    キトピロは、根を残したとしても一度採ると次に採れるまで、その後3年、太いモノだと7年も要する。本当に貴重な山菜なのだ。
    キトピロと一緒に、カタクリとニリンソウが咲いている。


    今年は、いいタイミングで来れたようで、葉が開いていない上級品がたくさん採れた。

    今年は、日を改めて友人のヒロ君とも一緒にポイントへ入った。
    男2人なので、どんどん上へと進み初めて崖のてっぺんまで到達した。
    夕暮れ前にポイントに入ったので、キトピロが西陽に照らされキラキラと輝いていた。
    途中、プロの通った跡を見つけた。
    二本のうち一本を、きちんと根を残して摘み取っている。その跡が点々と続いていた。これぞ、プロの仕事だ。
    こうすれば、数をあまり減らすことなく、来年も再来年もその後も、キトピロの恩恵を受けられる。
    俺も見習おうと思った。

    たくさん採れたキトピロたち。

    家の中に強烈なキトピロの香りが漂う。
    命懸けで採って来たキトピロたちを、色々な方法で食す。
    キトピロ料理編
    coming soon

    ★◇★◇★◇★◇★◇★◇★
    キトピロ醤油漬け、
    キトピロ味噌漬け、販売します。
    販売方法については、料理編にて発表
    ★◇★◇★◇★◇★◇★◇★

    一口食すだけで、冬に眠っていた細胞たちが目を覚ますかのような感覚になる。
    そこからは、もう止まらない。
    刺激が強いのであまり食べ過ぎても良くないのはわかっているが、箸が止まらない。
    こうして春からの活力をキトピロからもらう。
    そして、季節が巡り春がやって来たことを実感するのだ。


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